2008年10月17日

No.1になること、Only oneになること(2/3)


 「俺様No.1」と歌える人間は、それだけの過去があったのだと思う。僕はそれを言いうるほどの生き方をしてこなかった。下から数えてNo.1の方が自信あるくらいだ。実際、高校に通っていた頃は下からNo.1を取っていた。

 いまなら全部それを笑い飛ばすこともできるけれど、あの頃はさすがにそうは思えなかった。同じように、これから先に出会う順位競争を、僕が無視できるかは分からない。

 30代、40代はよく、出世や年収のレースになると聞く。50代、60代にもなればそれが意味のないことに気がつくというが、その渦中においてもそれを忘れないでいられるかどうか。

 果てしない生存競争の中で、他人がNo.1になる瞬間を心から喜べる人間でありたい。そのためには、自分基準のOnly oneを追い求めていること。それが必要条件なのだと思う。


 【フォト】 東京家学、主立った関係者を集めての、初めての鍋パーティー。