2008年10月25日

「早稲田への道」の話がWaseda Linksに掲載されました


 今日発刊のフリーペーパー「WASEDA LINKS」で、以前書いた取材が記事になってます。早稲田祭運スタ4年のジャイアンと共に、かなりシュールな姿で写ってますが(デザインは最高なんだけど…!)、よかったら手に取って読んでください。

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 企画してくれた石井ちゃんは、「道」を経て受かったと2年半前に連絡してきてくれた子。対談相手になってくれたジャイアンとの出会いは、ジョンと麻雀を打っていた時で、卓を囲んでいる途中に「道」の出身だと偶然わかった。ものすごく驚いていたジャイアンが、しかし平然と「あ、それロンです」と言っていたのが懐かしい。

 思い返せば、この頃から「早稲田への道」を書いていたことを公言するようになり、「読んでましたよ」という後輩たちと出会うようになった。そして、それがやがて「道塾」というものを生み出した。それを1年続けた後、またこれも「早稲田への道」を読んで大学へ進んだと言ってくれた後輩が声をかけてくれたことが「東京家学」の立ち上げへとつながった。

 1 :u :03/07/25 11:39 ID:LHAwNUcd
 あんまりこの板きてなかったんだけど、
 テストも終わったんで、去年の恩返しをしてみようと思う。


 なんて気持ちではじめた「道」が、僕が「教育再建」ということを20代の核に据える起点になった。あの頃は想像すらしなかったけれど、このスレッドを建てたことが僕の人生の転換点になるのかもしれないなと最近は思う。そして、それはなかなか面白いな、とも。

 世界の中でも珍しい悪意の坩堝、ウェブのゴミ溜めみたいに思われている「2ちゃんねる」。そうした薄暗がりに一筋の光を差し入れるように、暗闇から明るい未来へと続く希望の「道」を描くことができたのなら、僕のしてきたことに意味はあるのだろう。僕が貫いていきたい生き方のイメージにも、ぴたりと重なる。

 僕が実際にそうした生を送ることができるのか、それは後になってみないと分からない。ただ今は、ここまで僕を導いてくれた「道」と、それを通じて出逢うことのできた多くの人に感謝しながら、未来を見つめていたい。そして、僕はこれからもこの出逢いを広げていくつもりだということを、最後に書き記しておこう。


 【フォト】 雑誌の記事の中でも触れた映画『ショーシャンクの空に』。平山ビルの階段に張ってあるこのポスターは、庄司が新居祝いに仕入れて買ってきてくれたもの。