2009年1月17日

とにかく、前に進むこと

 早稲田学生新聞会スタッフの角幡くんが刷り上がった新聞を届けてくれた。広げてみると、駅伝とラグビーの話題と共に、先日インタビューを道塾のことが、 そしてこのblogを読んでる早稲田生にはお馴染みのメガピースとワセダエンターテイメントファクトリー(WEF)が載っていた。この新聞は大学の図書館 に置いてあるとのことなので、興味のある人は試験勉強の合間に手にとってもらえたらと思う。


 メガピースの記事より
 「メガピースvol.2代表 戸塚絵梨子さんの話 皆の助けがあってできました。所属を超えて、互いに愛を向け、思いやりを向けるきっかけになれば嬉しいです。メガピースは広がってい かなければならないと思うので、早稲田だけで終わらず、ひとりでも多くの人に広がってほしいと思います」


  道塾の記事より
 「---どうして「道塾」という名前にしたのですか。
 エリートだけが行くルート(道)ではなく、『こういう道で行けば半年で早稲田に行ける!』という新しいルートを築きたい、と思っていました。スポーツと か芸術方面で頑張っていて、勉強を途中から始めた人は成績の順位が下から始まりやすいし、トップまで力を伸ばすのは大変です。また、予備校には下からトッ プの大学に受かるルートがないんです。だから、みんな知らないけど別の方法があるよという、そんな『道』を作りたかったんです。」


 ところで。

 今日はセンター試験一日目。僕が大学に入学した頃はまだ少なかったが、ここ数年の間で、センター試験の結果だけで受験できる学校が爆発的に増えた。道塾 も朝日新聞に掲載されて以来、早稲田以外を第一志望として入塾するケースが増えたのもあり、大半の塾生が試験を受けている。一日目は文系科目が多く、これまで文系科目中心でやってきた道塾にとっては勝負の日だ。

 一発勝負の試験は、当然、上手くいくこともあれば、いかないこともある。そういう時に大切なのは、とにかく前に進もうとすること。失敗したら「過去のこ とだ」と割り切って分析し、うまくいったら「この調子で、でも気を抜くことなくやっていこう」と前に進む力にする。嘆いて立ち止まったり、有頂天になって 周りが見えなくなったら、そこで進歩はなくなる。

 物事の捉え方ひとつで、その後の結果は変わってくる。僕はそう信じているし、塾生たちに言い続けている。

 よほどの楽天家でない限り、勝負の結果はたいていマイナスに感じられる。でも、それはすべて自分を「後ろ向き」にさせる感情だ。自分の未来を否定的に感 じさせるものは意識的に排そう。ちらほら上がってきた一日目の報告を聞いても悲喜交々だが、それに振り回されるのではなく、すべてを自分の未来へのエネル ギーにして、まだ目の前に続いている道を最後まで歩みきってほしいと思う。