2008年11月8日

最後の授業(ランディ・パウシュ)


 スティーブ・ジョブズのスピーチ以来、久しぶりに素敵な動画を見た。カーネギー・メロン大学の名物教授、ランディ・パウシュの「最後の授業」。No.1-9まですべて見ると1時間を超えるくらいあるものを、あっという間に終えてしまった。本屋でも平積みされているから知っている人も多いと思うが、表情豊かな彼の授業風景もぜひ見てほしい。

 死ぬ直前だからといって、彼の「最後の授業」を憐れみの目で見るのはあまりに安易だと思う。数ヶ月先か、数十年先かの違いなだけで、僕らは共に死すべき運命にあるのだ。大切なのは、彼が置かれた状況ではなく、その状況においてもなお彼が発する言葉、伝えようとする姿勢だ。

 僕は、極限状況に置かれたからこそ見せる、その人のありのままの姿に心打たれる。「ジェイ」という奥さんの誕生日を祝うシーンは、どんな映画よりも僕の胸を震わせた。地位も、名誉も、収入も意味をなさくなった瞬間に、それでもなお人を愛するという姿には、僕ら人間が持ちうる美しさが凝縮されていると思う。

 子どもの頃に見た夢を叶えた彼が目指したのは、人の夢を叶えるということだった。「優秀なセールスマンになれる」と保証された彼が、生涯をかけて売ったのは「教育」という他者の夢を叶える仕事だった。願わくば、僕もそういう生き方をしていきたい。

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1 Comment:

u:BABA(馬場祐平) さんのコメント...

ついでながら、昨夜この動画を見ながら取ったメモ(そのままコピペ)。かなり酔ってたので最低限のものだけれど、本を読む時でも、人と話す時でも、街を歩いてる時でも、この程度のメモは取らないと記憶力の悪い僕には何も残らない。できるなら、ここから自分なりの思考の組み立てを。
・間違いを指摘されるのは期待されている証拠
・子ども時代にスポーツを学ばせることは「頭のフェイント」
忍耐、スポーツマンシップ、チームワーク
・Kirk船長=スタートレック
・壁があるのは、夢に対する想いの強さを証明するため
想いが弱い人はここで止まってしまう。
・人は誰でも素晴らしい。長い目で見よう。
・自分の子どもの頃の夢を達成できた→今度は他人の夢を叶える番
・大勢の夢を叶える
・全員が一つになれる大学…誇らしい気持ちを感じた(こんなことを言う教授が日本にいるだろうか?)
・チーム仲がよければ作品もいい(Ninjaのアドリブで)
*「くっそー」と、尊敬しながらも、楽しめる力
・一人で成し遂げられることは多くない⇔傲慢
・優秀な営業マンなら、教育を売れ
・大切なこと:好奇心/人を助けること
・終身教授になるコツは「金曜の夜10時でも働く」こと
・誰でもいつか必ず長所を見せる…たとえ何年かかっても