2008年11月16日

引越願望


 昨夜、ジョンのひとつ下の早稲田祭運営スタッフ代表で、少し前に勤め先某社での過労により救急車で運ばれたS田君が平山ビルに泊まっていった。彼は社会人としての新居を、O坂くん(同期の副代表)の住む「持田」(何日か前に写真を載せた家)の向かい辺りに決めたらしい。あなたたち揃ってどんだけ早稲田好きなんですかと思ったけど、それは口にしなかった。すこし前まで麻布十番辺りに住むって言ってたような気がするんだけどな・・・。

 ところで、その話を聞いてふと気がついた。新居に住むという話を聞いて、僕は心のどこかで羨ましがっていた。どうやら最近、僕の中に「引っ越しをしたい願望」が芽生えはじめているみたいだ。

 あまり知られていないと思うが、僕は住む場所に関しては結構転々としてきた。いま数えてみたら、合計13回。つまり2年に一度は引っ越している計算になる。大学に入ってからも2回、住む場所を変えている(中野→早稲田→平山ビル)。

 今は主に過ごす場所が4つある。平山ビル(シェア)、道塾事務所、家学オフィス、熊谷の実家。とりわけ大事なのが道塾事務所。これまでは書斎兼オフィスとして、仕事のない午前中はひとり静かに過ごせていた。だがこのところ集中力が切れやすくなっていると感じる。どこも人の出入りがあるから完全に一人になれる場所を欲しているのだろうが、それだけでなく、おそらく、今の環境に飽きてきたのだ。

 2月で平山ビルはひとまず契約期限が切れる。その後どうするかは時々住人で話し合っているが、まだ未定。ただ、もし引っ越すとしたら、たいして広くなくていいから、ひたすら景色がよくて、日当たりがいい場所がいいなぁ・・・、本を読みながら、時々疲れたら遠くの高層ビルが見えるような、そんな場所に住もうかなぁ・・・なんてことを考えるけれど、まぁ現実逃避だよなぁと思う。

 逃避する前に、やるべきことをやろう。時期がくれば、自ずと物事は決まってくる。


 【フォト】大隈講堂シリーズ。明け方の隈講。