2008年12月31日

2008年を終えて

 大学に入学して以来、年を重ねる事に人生のスピードが上がっている。そう断言できるほど僕は加速し続けてきた。2007年でそれも一段落かと思っていたが、結局そうはならなかった。

 2008年は充実していたと言える一方で、振り返るゆとりのない日々だった。限界速度を超えたかなという葛藤を抱きながらスピードだけは上げ続け、自分の立ち位置を見失うこともしばしば。どこからか「スピード違反だよ」と捕まえてくれる人が現れることも願ったが、幸か不幸かそんなこともなく。

 そうして何とか1年を終えた。その間のblogを読み返すと、年の瀬が近づくにつれて病みがちになっているのが分かった。かなり無様な格好で走ってきたということも。

 誰もが好きなことを見つけて、自由に自己実現していけるようになればいいと思う。そうすれば世の中はもっと楽しくなる。活気にあふれてくる。周りに迷惑さえかけなければ、誰かを悲しませさえしなければ、人は自由に生きていいはずなんだ。
(サイドバー「『午後2時のビール』について」)


 そんな偉そうなことを書く前も、書いた後も、たしかに僕は自由に生きた。でもやはりその分だけ迷惑をかけてきた。

 そうした自分の弱さを自覚できたたのは成長だった。ただ、その弱さをどうすることもできなかった。2009年はそれを解決できる力を持ちたい。そうしてこそ、ほんとうに美味い「午後2時のビール」を飲めると思うから。

 まぁでも、それはともかくとして。

 今年1年間、ギリギリでも走り続けてこられたことに感謝。ありがとうございました。