2008年12月2日

人生の有限さ

 昨晩から日付を跨いだ瞬間、僕は25歳になった。そのとき事務所で三井と砂川と話していたのは、人生の有限さについて。もう僕の人生は1/3くらいは過ぎてしまったわけだ。恐ろしいものだ。小さな頃から死に怯えてきたけれど、そんなに生きてきた実感はない。おそらく、いつしか1/2が過ぎ、2/3が終わり、、、そしてよく分からないまますべては無に帰すのだろう。

 先日、移動中に携帯の電源がなくなってkioskで携帯充電器を買ったのだが、差し込んでもうまく充電されなかった。「充電中です。もうしばらくお待ちください」と表示され、そのまま数秒経つと消える、の繰り返し。やがてウンともスンとも言わなくなった。家に帰って充電器に差し込んだら直ったが、あのまま使えなくなってデータが飛んでいたらと思うとぞっとする。

 ぞっとするが、たぶん人生というのはそういうものなのだろうと思う。残電池を気にしながらメールしたり、通話したり、その中で泣いたり笑ったり。その間も、電池は減り続けるだけで、決して充電することはできない。「充電中です。しばらく待ちください。」なんて言われることもなく、僕らの残り時間はただひたすらに減っていく。

 だから。

 その中で、できるだけたくさんの人とメールをしたり、話したいと思う。泣いて、笑って。たくさん写メも撮って。ボロボロになった携帯のように、「まぁ、ポンコツなりによくやったよ」と言える人生を送りたいと思う。それが僕が二十歳を過ぎた頃に、ある種の諦めと共に手に入れたゴールだ。

 実は残り時間は2/3もなくて、もはや電池切れ寸前なのかもしれない。三井が言ってたけれど、明日終わりが来ても後悔ないように生きたいよね。実際のところ、僕はどうだろう? 最近はちょっとヒヨってるかなぁ・・・。たぶん後悔するかもな。そんなことを考えながら話してた。

 まぁ、でも、とにかく。

 ありがとう。今晩は家族と仲間と出会った人たちに感謝して、静かに休みたいと思います。それじゃ。


 【フォト】 今年は家族に祝って貰いました。いや、政友会のみんなにも、メガピの人たちにも、道塾のスタッフにも、東京家学のみんなにも、その他色々な人たちから(2chでまで…!)祝ってもらいました。僕は幸せ者です!ありがとう…!