2009年1月21日

最後の授業

 6年間で終わりとなる僕の大学生活において、折り返し地点である4年のはじめに友人(ユピテルと庄司)から勧められ、冷やかし半分、もぐりで出席したのが自己表現論という授業だった。

 それから、どうしても外せない用事があった日を除いて、ほぼ休むことなく出席を続けた。思えば、僕の大学生活の後半は、なにもかも、この授業と共にあったと言っていい。

 授業を通じて多くの人に出会った。だけでなく、この授業で学んだことがきっかけとなり、より広い世界を知ろうと行動を起こしたことで、数え切れないほどの出会いがあり、喜びがあったと思う。

 メガピースは言うまでもなく、道塾だって、ビジネスという世界でも涙を流せる人との関わりは築ける、と原さんに教えられていなければ、はじめていなかったかもしれないとさえ思う。

 大学で唯一、僕が学んだ授業だ。思い浮かぶことがありすぎて、あまり言葉が浮かばない。ただひとつ、おそらくこれを読んでくれている人の多くは、この授業がなければ出会わなかった。そうした出会いをもたらしてくれた原さんと、この授業、それから早稲田という大学に、感謝したい。


 これにて僕の大学生活の授業はすべて終わり。結果、合計86単位。出席回数は6年あわせてその倍くらい。授業には出ず、テストもやる気のない僕のために、中間の日程を教えてくれた人、期末日程を組んでくれた人、教科書やノートを貸してor手配してくれた人、代わってレポートを書いてくれた人、そもそも科目登録を全面的に引き受けてくれた人、数えればきりがないそんな人たちにもお礼を言いたい。どうもありがとう。


 【フォト】 授業後のアフターでの一コマ。大学生活については、卒業式の頃にあらためて総括するつもり。